保育について
教育・保育の目標
じょうぶな心と かしこい身体で 未来に向かって歩む子ども
自己肯定感を持ち、感情を豊かに表現し、自分に自信を持っていること
情緒の安定した環境のもとで、そのあるがままを受容し、表現し、愛情豊かな大人がその資源に働きかけることによって、人間の基礎となる自我を形成します。
自ら探究し 自ら発見し 自ら体験し 最後までやりぬく子ども
感動する体験が意欲や創造性となり、やりぬくことが自己実現につながる
開放感と自由が保障される環境の中で、自分で決めて行動すること(自己決定)により、自己実現が達成され、そこから責任感が育ち、みんなに貢献する気持ちが生まれます。
共感する 対話する 協働する 創造性あふれる子ども
人の気持ちが解り、物、人、自分と対話して、協働しながら豊かな創造性を育てる
保育者や友だち、異年齢児、そして、地域の人との関わりの中で、同じ目的意識が芽生え、思いやりや我慢することを学び、ルールを守って人と協力して新しいものを造り、問題を解決して行く能力が育ちます。
教育・保育について
教育・保育内容は、幼保連携型認定こども園教育保育要領をもとに、計画を立て実践しています。
- 園児が自ら感じたり、気付いたり、分かったり、できるようになること
-
気づいたことや、できるようになったことを使い、
考えたり、試したり、工夫したり、表現したりすること
-
心情(気持ち・感情・感性)・意欲(やる気・興味)・
態度(自分のやろとしていることについて頑張る、最後まで取り組む、難しいことに挑戦していく)
この3つの資質・能力を具体的な姿として示したものが、『幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿』です。
「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」は、
子どもの自発的な活動としての遊びを通して一人ひとりの発達の特性に応じて育っていくものであることから、
清水福祉会では、園外保育、ピラミーデ、コスモスポーツを通しての自然体験活動を
保育に取り入れています。
園外保育・自然体験活動
自然体験を行う上での基本理念
- 自然の中で遊ぶことで、丈夫な心と身体をつくる
- 仲間、保育者、生き物との関わりを通して社会性を養う
- 自然の中で遊ぶことで、自己肯定感が高くなり、道徳観・正義感が育つ
- 様々な遊びを通して、探求心、冒険心といった学びや成長に繋がる心を養う
自然の中で遊ぶことで子ども自ら得られるもの
教育的要素・指導者・仲間が加わることで子どもが自ら体験し、
学べる内容、効果が増幅されるもの
-
概念の理解・想像カ・注意カ・言語能カ・開題解決力
-
いたわり・自立心・忍耐カ・社会性・役割・順番・きまり・協カ・探求心・学習意欲・自主性
-
ボディーバランス・体験値・皮膚感覚
-
危険感知・限界値・自然観
Be-Nature Schoolより引用
詳しい図解をダウンロード自然保育で育つもの
ピラミーデ
子どもの自主性育てることを目的としたオランダの幼児教育法のひとつです。
-
子どもに寄り添い、安心感が満たされてこそ学ぶ意欲が育つということを
最も大切にし、子どもの遊びを中心にして学ぶスタイル - 子どもの遊びながら学ぶ意欲を引き出すための保育環境づくりや保育内容
- 一つのテーマで遊ぶ「プロジェクト」という保育活動を展開
子どもが自主的に遊びに取り組むために、目に見える形で遊びが準備されています。
ままごとコーナー、絵本コーナーなど区切られた小さな遊びのコーナーが保育室の中にいくつもあり、自分で選択して遊びます。
遊び終わったら片付けをして次のコーナーで遊ぶというルールも、身につけることができます。
一日の始まりはサークルタイムから。円を描くように座ることで、お友達の顔を見て交流ができ、保育教諭とも身近に接することができます。
プロジェクトテーマを展開していくサークルタイムは、時間の秩序を整えたり、自分を表現したり、相手の話を受け止めたり、楽しみを共有する上で大切な時間となります。
プロジェクト年間テーマ
誰もが体験・経験したことがある「もの」や「ことがら」を取り上げています。
子どもが主体的に「やってみたい」「知りたい」「面白い」と遊びを学びにつなげ、
将来の「生きる力」を身に付け、心の動きを経験するためにテーマを使います。
コスモスポーツ
体育指導員が来園し、年中児は隔週(運動会前は毎週)、年長児は毎週火曜日に年間38回指導を受けます。一人ひとりに合わせ、無理なくできることを課題として取り組み、身体の使い方、逆上がりや縄跳びのコツ、体づくりを遊びながら学びます。「できることは面白い。面白いから練習する。」何度も練習して「できない」が「できた!」に変わった瞬間が子どもたちを大きく成長させるのです。